疲れたらここで一息。優しさからうまれた公園
今回やってきたのは、長泉町の下土狩（しもとがり）。ここに“世界一”の公園があるらしいのですが……どこにも見当たりません。もう一度、注意深く探しながら戻ってみると……。
えっ、もしかしてここ!?
横の石碑には“世界一小さな公園”という文字が書かれています。どうやらここが“世界一”の公園で間違いないようです。
大きさはわずか1辺50センチ。スタッフが座ってみるとこんな感じ。ちっちゃ!! 人ひとりが座れる、ギリギリの大きさです。
なぜ、ここにこんなに小さな公園ができたのでしょうか？
長泉町役場・工事管理課の古木さんによると、「長泉町が道路を作る際に発生する残地に、通行人の休憩施設としてベンチを置かせていただきました」とのこと。ここは、そんな優しさからうまれた公園だったんですね〜。
地元の人の反応はというと、多くの人が素通り（笑）。利用者は現れないのか？と思ったとき、自転車を降りて公園を撮影する人を発見！
「携帯で調べていたらちょうどここを見つけて。本当に公園なの？という感じですよね」
小さなお子さんは、公園の椅子に喜んで座ってくれました。
「ここのお椅子好き？」というママの質問に「好き！」と即答。
この公園は、町の職員がアメリカ旅行で見た小さな公園がヒントにもなったそうです。長泉町を訪れて歩き疲れたときは、ぜひ“世界一小さな公園”のイスに腰掛けてひと息ついてくださいね。
（SBSテレビ『しずおかびっくりTV』2023年3月4日放送）
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