完売必至!お客さんをとりこにするマフィン
1月26日(水)の静岡発そこ知り「石ちゃん!しずおかおじゃましま~す!!賑わい復活へ!」はタレントの石塚英彦さんとSBSアナウンサー重長智子が、藤枝駅周辺にお邪魔しました。新しいマンションが建ち、人口が増加する駅周辺は、新しい店も続々と増えている注目のエリア。ですがここ2年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で人出が戻らない状況が続いています。そんな中でも藤枝駅周辺に賑わいを取り戻そうと奮闘する人たちを取り上げました。3坪の店舗からビッグになる!?

二人がやってきたのは、藤枝駅南口から徒歩1分、2020年12月のオープンから約1年でお客さんの心をとりこにしているマフィンなど焼き菓子とジャムの専門店「TORICO」(トリコ)。とにかく大人気のお店で、開店後は数時間ほどで完売してしまう日がほとんどだそう。店主の宮崎さんは、お菓子屋さんの夢を持ちながら東京で会社員生活を送っていました。コロナ禍になり、人生を見つめ直して好きなことをしよう、と地元に戻って夢を叶えました。
石塚:かわいいお店!これはジャムですか? 焼き菓子も素朴な感じでいいですね。マフィンもある!
重長:いちごティラミスマフィン!?見た目もかわいいですね。
石塚:お店の奥を見てびっくりしたんだけど、奥は洋服屋さん! でも野菜も売ってる!?
TORICOがあるのは、キリンヤという洋服屋さんの一角。宮崎さんは3坪ほどのスペースを借りているんです。前の借り主が手狭になって移転したため、空きができたところにTORICOをオープンしました。このスペースを今まで借りてきた店はみんなビッグになっている!とキリンヤ店主の秋原さんは語ります。パワースポットだとも言われるんだそう。これを聞いた石ちゃんは思わず「俺も借りようかな〜!」。「もっとビッグになっちゃいますよ(笑)!」と重長アナ。
大注目のマフィンを実食!

10種類ほどあるマフィンの中からこの冬のおすすめをいただきます!まずは、いちごつぶあんマフィン。藤枝産をはじめとする旬のいちごを使い、和の食材あんこと合わせた大福風マフィンです。和洋折衷の組み合わせ、そのお味は?
石塚:まいう〜!マフィンとあんこ、初めて食べました。合うか合わないかで言うと、すごく合う! 表面の若干のカリッとした感じと中のしっとりした食感がいい。あと、絶対裏切らないつぶあんがたっぷりで、いちごもまるごと入ってる! たくさん入ってると嬉しいよね、静岡といえばいちごだね!

続いては、いちごティラミスマフィン。特性マスカルポーネクリームをのせてティラミス仕立てに仕上げています。
石塚:マフィンってちょっとぱさつくイメージがあったんだけど……?
宮崎:私がしっとりが好きなので、どうしてもしっとりさせたくて、そこはこだわって生地を作っています。

北海道の小麦粉、発酵バター、てんさい糖に奄美のきび砂糖など、なるべく国産の材料を使用し、安心して食べられるお菓子を目指しているそう。仕上がりの見た目にもこだわって、盛り付けも工夫。女性らしい感性も人気の秘密です。
地元愛にあふれた手作りジャム!

もう一つの看板商品が手作りジャム。静岡県産のフルーツを使ったものが多く、地元愛に溢れています。藤枝産キウイ&日本はちみつのジャムをお店のスコーンにつけていただきます!
石塚:うん、どはまりまいう〜! 甘みもあるし、キウイの酸味やプチプチ感がいい。
重長:はちみつもきいてますね。
宮崎:はちみつ屋さんがキリンヤに直接持ってきているものを使わせてもらっているので、間違いないはちみつです!
石塚:ここに店を構えるべくして構えましたね。はちみつにも出会っちゃったんですね。
宮崎:はい!夏はキリンヤの桃を使った桃マフィンを作ったりしますよ。
地元の食材でつくるマフィンも、季節ごとに旬の味を楽しむことができます。

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■Torico Jam Bake
住所:藤枝市前島1-4-8
TEL:050-3718-0723
営業時間:11:00〜(売切れまで)
営業日:水・木・土曜(詳しくはInstagramで告知)