ぐるぐるマップEast 47 カフェ本　お気に入りのカフェで癒やされよう

熱海頼朝ライン沿いにあり、眼下に熱海市街、その向こうには真鶴半島までを望む。白を基調とした店内に、大きく開口したガラス窓、開放感たっぷりのテラス席の向こうに広がる空と海の眺望が何ともバランス良く、まるで絵画を見ているよう。一つ一つ手作りする「本日のランチプレート」は数量限定なので電話予約がおすすめ。日替わり3種からメインを選び、ドリンク、デザートも付いてお得。

■カフェは土・日曜のみオープン。週末にイベントがある場合はカフェ休業となるので来店前の問い合わせが確実

アイス最中2種盛り合わせ

本日のランチプレート

店主のセンスの良さが伺える緑あふれるボタニカル・カフェ。一杯ずつ丁寧にハンドドリップする自家焙煎は、中南米やアジアを中心に世界各国のスペシャルティコーヒーを常時10〜12種用意する。5種のレギュラーに加え、月１回で新豆も登場。好みを伝えてコーヒーを選んでもらったり、ケーキに合うコーヒーマリアージュもしてくれる。いつでもコーヒーが楽しめるよう、一人でもふらりと立ち寄りやすい雰囲気だ。

■「コーヒー」400円〜。苦みとコク、軽い酸味で後味すっきり。グルテンフリーの「自家製バスク風チーズケーキ」。しっとり濃厚なケーキに粗塩を付けて

真っ赤なポストが目印

町歩きにはテークアウトがピッタリ

皿盛りのデザートを意味する〝アシェットデセール〟。出来立ての最高においしい状態のお菓子を味わってほしいと、作り置きせずお客の目の前で一から作り上げていく。京都老舗洋菓子店、都内フレンチレストラン、ホテルパティシエと長年培った技術の上に生み出されるデザートコースは毎月すべてが新メニューで登場する。各スイーツに合わせ3杯のグラスワインと愉しめるペアリングワインがおすすめだ。

■季節のデザートコース」（前日までの要予約）からの一品。〝ライムのガトー グラスピスターシュ〟

アミューズから始まるコースの一例。デザート2皿、3種の小菓子の全4皿で構成。1ドリンクオーダー制

三島市大場・パサディナタウンに2020年3月オープン。オーストラリア出身の夫を持つ店主が営むおうちカフェ。料理はミートパイやカンガルー肉を使ったハンバーガーなど、オーストラリアにちなんだメニューを中心に提供。店内の窓から望む、春の桜や秋の紅葉といった美しい景色も魅力だ。日本の四季を感じながらオーストラリアの味を楽しむ、文化の交差点のようなカフェ。平日は女性or女性同伴客のみ、10歳〜入店可能。

■「オーストラリアミートパイ」。日本のおにぎりのように現地の家庭で親しまれている料理

パンプキンスコーン、紅茶のセット「デボンシャーティー」

自宅１Fを改装。店内からは四季折々の景色を楽しめる

「ぐるぐるマップEast 47 カフェ本」からピックアップ。静岡県東部をはじめ伊豆、箱根エリアから個性豊かなカフェを厳選。
（本体価格1320円（税込）／発行月2021年9月）