静岡ぐるぐるマップ No.137 デリ＆惣菜 Shop Guide

美しいビジュアルからファンの多いRF1のサラダ。その種類は約25種類にも及び、メニューは全国の生産者から届く旬の食材によって替わる。できるだけ作りたてを提供したいと、一度に大量に作るのではなく、その都度作り、ショーケースに並べているそうだ。人気の「焼き野菜のサラダ」は、料理の付け合わせにおすすめの一品。「ビーフシチューハンバーグ」や希少部位の「トモサンカク」を使った「牛肉のグリル」などの一品料理の他、10種類程そろう揚げ物、オシャレな弁当も好評だ。

■焼き野菜のサラダ
大きめにカットしたニンジン、サツマイモ、ジャガイモ、ブロッコリー、トマト、カボチャなど多彩な焼き野菜が豊富。エビ風味のうま塩仕立てで、あっさりと

■緑の30品目サラダ
30品目のサラダは、季節によって内容が変わる

■その他のおすすめ
海老カツレツ、フルーツトマトとモッツァレラのジェノバ風サラダ
元気が巡るカラダに 島豆腐とひじきのサラダ

創業60年、長沼地区に1軒残る鮮魚店。刺身はもちろん煮魚、フライ、要望があれは焼き魚も作る。第2の台所として地域の人に愛されてきた。煮豆やポテトサラダ、筑前煮など野菜の惣菜もあるが、人気はやはり煮魚。プロが目利きした鮮魚を、少し甘口に煮漬けたその味は格別。自宅での魚調理が敬遠されがちな昨今、ありがたい存在だ。遠くからわざわざ買いに来る人も増えているという。

■「ブリカマ煮」

■「煮豆」（左）、「青豆煮」（右）、「五目煮」（上）

■「鯖煮」

店先で待っていた客が開店と同時に押し寄せる人気店。明治時代の米蔵を改築したレトロな黒壁の店構えも、魅力だ。ショーケースに並ぶのは、オーナーの大村綾さんが、極力農薬を使わずに栽培した自家農園の野菜や、地元産の季節の野菜を使った洋風デリの他、和惣菜、スイーツも。ファンの多い焼き野菜サラダ、大豆入りハンバーグ、大豆やカボチャが入ったミートローフなど、どれも素材の持ち味を生かした薄味。イートインも可能で、ギャラリーも併設。素敵な時間が過ごせそうだ。

■焼き野菜サラダ
紅芯大根、カボチャなど色鮮やかな野菜が満載。上は「紫キャベツのコールスロー」。サラダはマリネや中華風など8種類がそろう

■イワシの香草焼き（時価1本）
イワシにローズマリーを挟み、パセリやニンニク入りのパン粉を付け、焼き上げた一品。日によってフライやトマト煮も登場する

■その他のおすすめ
チキンとトマトとココナッツのカレー（ルーのみ）、ガパオライス、豆苗or春菊の白和え

東京で腕を磨いた望月さんが2012年にオープンしたメキシコ料理専門店。本場の味が楽しめると、静岡在住の外国人にも好評だ。提供する料理は、「ブリトー」や「タコス」「ナチョス」、トルティーヤにソースをかけた「エンチラーダス」など。具材がたっぷり入った、一つでしっかり食事になる「ブリトー」は、ベジ、チキン、ポークの３種類から選んで。具材に合わせてトウモロコシ粉と小麦粉の２種類の皮を使い分ける「タコス」もおすすめだ。ほとんどのメニューが、＋容器代50円でテイクアウトできる。

■ポークブリトー

■「タコス ポーク」
他にチキン、ビーフ、チョリソー、トーフ、フィッシュ、シュリンプがある。写真は店内メニューでテイクアウトは＋50円

入り口の左側に、持ち帰り専用の窓がある

おうちごはんにもう１品、家呑みをもっと手軽に楽しみたい時に便利なお総菜。おしゃれなサラダや洋風デリ、ほっこり和惣菜の他、魚屋、肉屋、豆腐屋さんの庶民派惣菜まで、幅広いジャンルから静岡県中部エリアの惣菜店自慢の全300品を紹介する。デパ地下で人気のサラダ工場にも潜入取材、おいしさの秘密に迫る。スーパーマーケットの人気ベスト３もピックアップ、レストランのテイクアウトメニューは、名店の味をそのままお持ち帰り。いざという時に便利な保存版。（本体価格1200 円（税抜）／発行月2019年04月）