第3区(5.26Km)40歳以上の区間
先頭の御殿場市の齋藤伸夫(自衛隊板妻)は後続とのひらきもあり、余裕をもった走りを見せています。御殿場市が3区を先頭で走るのは5年連続です。毎年、前半の力走は見事です。斉藤は1km地点を3分02秒で入り、腕もよく振れ、快調に走っています。この3区には今年も有力選手が何人かいます。富士市の佐野憲治(自衛隊滝ヶ原)は元マラソンランナー、三島市の永井晃(JR東海)は元駅伝選手、天竜市の青田恭志(本田技研工業)は全日本実業団駅伝で活躍しました。富士宮市の望月義正(富士フィルム)も元駅伝選手などです。 先頭の御殿場市の齋藤は3km地点を9分35秒で通過、やや苦しそうですが、マイペースで走っています。後続との差はかなり開いているようです。6位でタスキをもらった富士市の佐野は、ストライド走法で順位を徐々に上げているようです。2位の沼津市の工藤雅彦(明電舎)と3位の浜松市の宮野誠吾(本田技研浜松)は並走して走っていますが二人ともリズムに乗れない苦しい走りで、後続のランナーがかなり追い上げてきています。富士市の佐野は順位を2つ上げ、3km地点を4位,9分28秒で通過しました。 先頭の御殿場市の齋藤は4.9kmで早くもタスキをとりました。齋藤は、5km地点を15分57秒で通過、やや疲れ気味ですがラストスパートに入っています。力強い腕振りで後続との差をひろげトップでタスキを4区へ渡しました。御殿場市はこれで5年連続トップでタスキをつなぎました。2位には4人抜いた富士市の佐野が力どうりの活躍でタスキをつなぎました。3位には、沼津市の工藤と浜松市の宮野がほぼ同時につなぎました。5位には今年も積極的な走りを見せ、5人抜きの三島市の永井がつなぎました。6位は静岡市静岡の久保田英之(巴川製紙所)が後半、疲れながらも頑張りました。区間賞は天竜市の青田が、16分14秒の7人抜きで、さすが実業団メンバーらしい走りを見せてくれました。区間2位は三島市の永井が16分23秒、3位は富士宮の望月で16分33秒、4位は富士市の佐野で16分35秒、同じく4位は島田市のマラソンランナー山本康夫(磐田財務事務所)が16分35秒でつなぎ、6位は御殿場市の齋藤で16分50秒でした。
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