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番組審議会だより > 2024

第649回番組審議会(2024年9月6日)

●開催年月日 令和6年(2024年)9月6日(金) 13:00
●開催場所

静岡 新聞放送会館

●出席者

委  員 ※敬称略

栗原 績 (委員長)

久米 行子 (副委員長)

種本 祐子 (※書面参加)

鈴木 智子

竹下 誠二郎

山田 吉彦 (※書面参加)

加藤 重樹

田中 克尚

審議議題

〇テレビ番組

「SBSスペシャル 笑って生きる一生」

 令和6年(2024年)7月8日() 9:55~10:55 放送

概要

<企画意図・概要>

 番組を通じ、人が生きること、生きたいと思える社会とは何なのかを問いたいと思いました。

ALSという病名は徐々に認知度も高くなっていますが、実際にはどのような経過をたどり、どのような症状が現れる病気なのかを知っている人は少ないのが現状です。

難病中の難病といわれるALSと闘っているにもかかわらず、清しお子さんや周りにいる家族・スタッフは、笑顔であふれていました。

「生き方」ではなく、「逝き方」を探してしまう人を減らしたいという思いで立ち上げたグループホーム。

「医療的ケアが必要でも、手助けがあれば前を向いて笑顔で暮らしていける」。

番組を通じ、難病患者や障がい者への理解が深まり、今悩み苦しんでいる患者やその家族に、生きる希望を持ってほしいと思い制作しました。

そして、生きることに貪欲になり「活きる」人が増えることを願っています。

●委員の意見

生きる意味について、深く考えさせられた。

・3年以上の取材を、1時間番組にまとめる苦労を感じた「すばらしい」のひと言に尽きる番組。

・主人公の生き方から、「体の健康」と「心の健康」について考えさせられた。

企画の意図、主張が前に出すぎず、お仕着せになっていない表現のバランスが好ましい。

視聴者に敢えて「ゆだねる」ことを大切にした番組でもある。

事実から目を離さず腰を据えた取材で、社会に変革を促す番組構成だ。

取材する側とされる側との信頼関係気持ちの通じる番組制作に結びついたのでは

中学高校生など、悩みを抱えやすい世代見てほしい番組だ。

施設をつくる時には、様々な「壁」があったと思う。それらにふれることで、「構造的な問題、背景」を描けたのでは。

一方で、ALSの進行を抑える薬の状況、動きが気になった。

自分の声や、筆談、機器を使用しての声など、様々な場面があったが、体調による変化なのかなど、時間の流れがわかりにくかった。

施設の資金調達、経営の苦労が伝わってこなかった後継者を探している場合は経営実態に触れておくべきだったのでは

施設を支える人材の確保や働く環境の整備、支援体制といった苦労、課題もあると思う。それらを世に問う番組にも期待する。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和6年8月1日~8月31日 総件数176件

(1)ゴゴスマ【テレビ・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 9件

(1)配信記事・映像【テレビ関連・自社制作】

・・・・・・・・・

9件

(3)鉄崎幹人のWASABI【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・ 8件

(4)LIVEずお【テレビ・自社制作】

・・・・・・・・・  7件
(4)Soleいいね!【テレビ・自社制作】 ・・・・・・・・・  7件

視聴者からの意見 

〇テレビ番組 「LIVEしずおか

2024年8月16日(金) 18:15~19:00 放送

8月15日に「徳山の盆踊」の会場で

 2人揃ってインタビューを受けました。

 実はその日は、日本で最後の日で、

 今はスコットランドにいて、永住予定です。

 配信記事を、スコットランドの家族も見ることができました。

 本当にありがとうございました。

                   (メールスコットランド