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番組審議会だより > 2024

第646回番組審議会(2024年5月17日)

●開催年月日 令和6年(2024年)5月17日(金) 13:00
●開催場所

静岡 新聞放送会館

●出席者

委  員 ※敬称略

栗原 績 (委員長)

久米 行子 (副委員長)

種本 祐子

鈴木 智子 (※書面参加)

竹下 誠二郎

山田 吉彦

加藤 重樹

田中 克尚

審議議題

〇テレビ番組

日本のチカラ 心、動かすAI

 令和6年(2024年)1月7日() 545:15 放送

概要

<企画意図・概要>

 「日本のチカラ」は民間放送教育協会(=民教協)に加盟する全国の放送局が制作する教育ドキュメンタリー番組です。浜松市出身の安田さんが社長を務めるIT企業の柱は「Talk With」というAIを活用した対話システム。安田さんは「このシステムで重要なのはAIではありません」と話しました。「鍵を握るのは映像です。人間のリアルさを追求した映像には人の心を動かす力があるんです」...実は、安田さんは映画監督を志したこともあるほどの映像大好き人間。

映像が人に与える力を強く信じ、映像を語りだしたら止まらない安田さんの姿にテレビマンとして魅かれつつ、『安田さんのシステムで人の心が動く瞬間を見たい』と考え、取材を始めました。

●委員の意見

・実在する人物の姿と声で語りかけるAIのカタチは、イノベーションを生む可能性を感じた。

・取材対象者の人物像の描き方が丁寧だ。

・「心が動かされた瞬間」、小学生の反応がしっかりと映像と音声で表現されており、心に響いた。

・「心、動かすAI」というタイトルと取材対象者のキャラクターがマッチした番組構成だ。

・「デジタルとアナログを融合させたテクノロジー」の可能性を、映像と音声でうまく表現していた。

・放送時間の視聴者を意識した要素がちりばめられ、共感が得られたのではないか。

・説明、解説しすぎると情報量が増える傾向があるが、ちょうどよい情報量にまとめられており、好ましい。

・「心のよりどころ」、「AIとの共存」を感じさせたという点で、これまでのAIの番組とは異なる良さがあった。

・映像には、平和教育のきっかけづくり、平和について学ぶという、人を動かすチカラがあると感じた。

・「重要なのはAIではない。鍵を握るのは映像です」というメッセージが心に残った。

・AIの活用方法の一方で、その課題も盛り込むとより良かったのでは。

・AIを活用した、次世代の平和教育やそれをテーマにした番組づくりにも期待したい。

・30分間で描き切れなかった内容や取材対象者の新たな動きを盛り込んだ次回作に期待する。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和6年4月1日~4月30日 総件数222件

(1)LIVEしずおか【テレビ・自社制作】 ・・・・・・・・・ 12件

(2)Soleいいね!【テレビ・自社制作】

・・・・・・・・・

8件

(3)鉄崎幹人のWASABI【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・  6件

(4)ゴゴスマ【テレビ・ネット編成】

・・・・・・・・・  5件
(4)ランファンQUEST【TBSテレビ・編成】 ・・・・・・・・・  5件

視聴者からの意見 

〇テレビ番組 「LIVEしずおか

4月17日(水) 18:15~ 放送

昨日夕方のお天気コーナーで、

 「ミツバツツジ」がとても美しい映像とともに紹介されていました。

 ぜひ現地へ行って実際に見てみたいので、場所を教えてほしい

                    (60代女性/電話)

※「猪之頭のミツバツツジ(県指定天然記念物/富士宮市猪之頭)」