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番組審議会だより > 2023

第636回番組審議会(2023年5月26日)

●開催年月日 令和5年(2023年)5月26日(金) 13:00
●開催場所

静岡 新聞放送会館

●出席者

委  員 ※敬称略

中井 弘和 (委員長)

種本 祐子 (副委員長)

久米 行子

栗原 績

田中 尚弘

鈴木 智子 (※書面参加)

鶴見 照彦

竹下 誠二郎

大橋 美智子

審議議題

〇テレビ番組

「静岡発そこ知り 人宿町物語」

 令和5年(2023年)2月22日() 19002000 放送

概要

<企画意図>

 元々は「匠宿(静岡市駿河区丸子)」でクラフトビール醸造を始めた「静岡醸造」の取材が始まりだった。追いかける中で、「人宿町マート」がオープンすることを知った。その中に「静岡醸造」の直営店、「人宿酒店」が入っていたのだ。古民家を改装したオシャレなスポットで、若者にも注目の場所に。

 そこで、この街自体をテーマにし、その中の一つとしてクラフトビール、さらに醸造家である福山康大さんを紹介しようと考えた。

 きっかけはクラフトビールだったが、実際に足を運び、その街で暮らす人々、働く人々に話を聞くにつれ、人宿町は新しいスポットだけではなく、50年以上続く老舗店も点在する新旧が入り混じった「面白い街」だと理解を深めた。取材を進める中で、人宿町の本当の魅力は「人」なのだと、強く感じ、その街、人のストーリーに迫る1時間番組を制作した。

●委員の意見

・街が持つ歴史と新しさをおりまぜ、バランスよく仕上げられていた。

・再生再建への人々の思いや取り組み、成功への鍵などが描かれ、多くの示唆に富む秀作だ。

・人と街の繋がりや人情、若者の取り込みといった点にフォーカスされ、再生にかける人々の熱意がよく描かれていた。

・テロップを効果的に使用することで、街や店、経営者のコンセプトや思いがシンプルな言葉で表現され、わかりやすい。

・店舗の住所や連絡先、商品の特徴や価格が明記されており、視聴者の行動や商品購入意欲の醸成に繋がったのでは。

・「居場所が見つかる街」。これは番組の核心をついた、見事なキーワードだ。

・店の方それぞれの思いや表情は、ネット上ではなかなか知ることができないため新鮮だった。

・人宿町には、「新旧が入り混じっている」と伝え、昔からこの地で暮らし、営業されている方々のインタビューは貴重な映像だ。

・リポーターが実は「唎酒師(ききざけし)」ということを伝えれば、説得力が増したのではないか。

・もう少し広めの地図も盛り込むと、静岡市以外の視聴者はわかりやすい。

・リポーターの反応が騒がしい印象だ。地域の人や街に対する尊敬の念を感じられなかった。

・続編では、すでに行ったことがある人でも、何か「新しい一面」を発見できるような番組を期待する。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和5年4月1日~4月30日 総件数304件

(1)夜明けのラヴィット!【テレビ・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 30件

(2)よしもと新喜劇【テレビ・ネット編成】

・・・・・・・・・ 15件
(3)鉄崎幹人のWASABI【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・  7件

(4)ゴゴボラケ【ラジオ・自社制作】

・・・・・・・・・  6件
(4)それSnow Manにやらせて下さい【テレビ・ネット編成】 ・・・・・・・・・  6件

視聴者からの意見 

〇テレビ番組「LIVEしずおか」

(月)~(金)18:15~ 放送

・先週のお天気中継で、

 蓮華寺池公園の”藤の花”がきれいでした。

 5月5日まできれいと言っていたので、

 休みの日に行こうと思います。

                        (30代男性/電話)