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番組審議会だより > 2022

第626回番組審議会(2022年5月20日)

●開催年月日 令和4(2022)年5月20日(金) 12時30分
●開催場所

静岡 新聞放送会館

●出席者

委  員 ※敬称略

中井 弘和(委員長)

久米 行子

栗原 績

田中 尚弘

鈴木 智子

花崎 誠 (※書面参加)

鶴見 照彦

竹下 誠二郎

審議議題

〇テレビ番組

「静岡発そこ知り

 しずおかラーメン最前線 ~決め手は至極の醤油造り~」

 放送:令和4(2022)年5月4日(水・祝) 19:00~20:00

概要

<企画意図>

 今も昔も変わらないラーメン人気。「ラーメン店主たちが誰よりもラーメンが好きで、誰よりも美味しいラーメンを作りたいという競争心がこの人気を生み出している」と考え、「静岡発そこ知り」では「静岡ラーメン最前線」としてシリーズ化し、ラーメン店主たちの「工夫や思い」を何度か取り上げてきました。

 その取材の中で、あるラーメン店主から「今度、醤油をオーダーメイドで造りたいと考えている」という話をいただき、「前代未聞のラーメンのためのオーダーメイド醤油造り」完成までの過程を取材させていただくことになりました。静岡県を代表する老舗醤油蔵との話し合いから、新しい「木桶造り」、そして「醤油造り」へ。醤油造りも木桶造りも、それぞれの歴史や文化、それぞれの職人の思いや情熱があります。大変興味深い取材となりました。

●委員の意見

・ラーメン店主と醤油づくりを巡る職人のドキュメンタリー番組で、純粋に面白かった。

・テロップを抑え気味にしたことで、非常に見やすかった。

・ラーメンの話ではなく、職人のクラフトマンシップ、職人魂や情熱がテーマの番組だ。

・番組の中身が濃く、醤油蔵、木桶製造工場、ラーメン店、全ての ものづくりに対するチャレンジ精神や情熱が感動や共感を呼び、すばらしい。

・若手の職人がしっかりと伝統や事業の継承をしていることがよく表現されていた。伝統産業に興味のある若者への後押しになったのでは。

・「守るだけではなく、新しい試みに挑戦し、変えることも伝統の意味の中に入る」。この言葉は印象的だった。

・醤油の発酵する音、木桶を作る音、ラーメンの音など、随所で「音」が効果的だった。

・静岡の醤油も、お茶、お酒に続いて、全国に誇れるものになるといい。

・人と人が共感する大切さ、この時代に必要な、人と自然との共感も訴えていたと思う。

・番組タイトルでも、「醤油」がもう少し主役になってもよかったのでは。

・ラーメン店主の3人が、どのようにして思いを一つにしたのか、そのきっかけや背景があるとすっきりした。

・職人の意気や仕事ぶりに焦点を当てた番組のため、あえて触れなかったと思うが、クラウドファンディングで幅広く資金提供を受け、支持されていることを紹介してもよかった。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

令和4年4月1日~4月30日 総件数295件

(1)LIVEしずおか【テレビ・自社制作】 ・・・・・・・・・ 22件

(2)福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」【ラジオ・

ネット(SBS編成無)】

・・・・・・・・・ 13件
(3)鉄崎幹人のWASABI【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・ 10件

(4)カンブリア宮殿【テレビ・ネット(SBS編成無)】

・・・・・・・・・ 8件
(5)ふくわうち【ラジオ・自社制作】 ・・・・・・・・・ 7件

視聴者からの意見 

〇テレビ番組「LIVEしずおか」

(月)~(金)18151900 放送

・新しい顔ぶれになり、「質問に的確に答える」、「3人のキャッチボールがきちんと出来ている」、「静岡県内の出演者が中心で好ましい」。

コメント内容も正直な印象で好感がもてました。ファンになりました! (60代女性)