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番組審議会だより > 2012

第531回番組審議会(2012年9月21日)

●開催年月日 平成24年9月21日(金) 12時30分
●開催場所 静岡 新聞放送会館
●出席者

委  員(敬称略)

北條 博厚 委員長

中井 弘和 副委員長

種本 祐子

大橋 佳子

見野 孝子

三浦 孝文

木苗 直秀(書面)

審議議題

○テレビ番組

「学びEye!伊豆一番のおふくろ食堂」

放送:平成24年9月2日(日)5:45~6:15

審議概要

 伊豆西海岸の小さな港町・松崎町に伊豆一番のおふくろ食堂「蔵ら」があります。平均年齢67歳の地元の主婦たちがつくる限定50食のワンコインランチは、新鮮で旬な地元の食材をたっぷり使っていて、連日完売が続くほどの大人気です。そんなおふくろの味を支えているのが地元の人たちから毎日届く様々な食材の差し入れ。そして、お年寄りたちもみな「蔵ら」を心の拠りどころにしています。「蔵ら」を通して、支えあいながら生きることの大切さを描きました。

●審議の概要

○委員の意見○

・映像、音楽、ナレーションの調和がとれていて、「蔵ら」の世界に引き込まれた。「蔵ら」のスタッフの悩みや本音なども伺ってみたかった。静岡県、日本の高齢化問題を解決できるようなところまで踏み込んだ番組を、次回はつくっていただきたい。

・言わなくても十分画面に伝わってくる場面もあるので、ナレーションの言葉というのを、もうちょっと選んでもよかったと思う。

・「蔵ら」で働く人、お店に来る人の表情が生き生きと描かれていた。

・町おこし、高齢者の働き口を創出する、高齢者の居場所など日本全体が取り組むべき事業のモデルケースの一つが「蔵ら」だと思う。運営の苦労などお店側について、もう少し取り上げたほうが関心を持ってもらえるのではないか。

・伊豆の自然、食べ物、人の風景の美しさ。個人それぞれの高齢化問題には潜在的な不安があるが、高齢化の一番重要な問題と、食べ物の問題に対し未来のあるべき姿が示唆されていた。

・過疎化が進む松崎町で高齢者がお互いに助け合って生活している様子を、比較的明るいタッチで描写している点は、好感が持てた。食堂「蔵ら」で食事づくりや運営をしている様子がわかりやすく伝わってきた。

・青森さんのようなリーダーシップを取る人の存在が活動を発展させる鍵となっているので、そういう人にスポットを当て、参考となる、あるいは各地域で似たようなことが展開できるというメッセージにつながっていくとさらに良かった。

●視聴者・聴取者からの意見などを報告

平成24年8月1日~平成24年8月31日 総件数 505

(1)ごごドラ【TV・ローカル編成】 ・・・・・・・・・ 114件
(2)SBSイブニングeye【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・ 44件
(3)KAT-TUNの世界一ダメな夜【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 42件
(4)Soleいいね!【TV・自社制作】 ・・・・・・・・・ 26件
(5)はなまるマーケット【TV・ネット編成】 ・・・・・・・・・ 21件

 

視聴者からの意見

○テレビ番組『夢の扉+』(毎週日曜18時30分放送)

・この番組は、大企業だけでなく中小企業が頑張る姿を紹介しているのでとても好きです。もっと多くの人に見てもらいたい番組なのでゴールデンタイムに放送してください。(60代・男性)

→《対応》TBSへ連絡

 

○テレビ番組『渡る世間は鬼ばかり』(9月17・24日(月)21時放送)

・ 『渡る世間は鬼ばかり』が放送されるという記事を見たのですが、本当ですか。もう岡倉家を見ることができないと思っていたので、2週にわたり放送されると聞きとてもうれしかったです。楽しみにしています。(50代・女性)

→《対応》TBSへ連絡。