第529回番組審議会(2012年6月15日)
●開催年月日 |
平成24年6月15日(金) 12時30分 |
●開催場所 |
静岡 新聞放送会館 |
●出席者 |
委 員(敬称略)
北條 博厚 委員長
中井 弘和 副委員長
種本 祐子
大橋 佳子
見野 孝子
三浦 孝文
佐藤 久善(書面) |
●審議議題 |
○テレビ番組
「SBSスペシャル 漂流する絆~震災がれきの行く先~」
放送:平成24年5月20日(日)24:50~25:45 |
●審議概要 |
島田市は東京都に次いで全国で2番目にがれきの試験焼却を受け入れました。島田市では反対運動が起こりました。放射能が故郷に広がるのを防ぎたいという思いから岩手県の震災がれき受入れに懸念が広がりました。日本が復興に向けて「絆」「がんばれ日本」と呼びかけているのになぜ、震災がれき試験焼却、受け入れは広がらないのか。島田市で反対運動に身を投じた一人の青年を通じてこの問題を考えました。 |
●審議の概要 |
○委員の意見○
・復興支援には自分たちも痛みを伴うもの。反対の立場に立ったとき自分も考えてしまうと思う。行政と市民だけでなく、電力会社も取材してほしかった。
・迷いつつ反対している青年の心の葛藤が見られた。タイトルの「漂流する絆」は、政治など今の世相にあっている。若者も無関心でいられなくなっている。
・タイトルに制作者の思いが表現されている。がれきを「震災がれき」と「放射能がれき」に分けて説明するべきだと思う。
・冒頭の青年が自分に問うように詠んだ詩に感動した。「絆」という言葉を再考させてくれた。一人の青年の心の移り変わりが、がれきを通して描かれていた。
・詳しい知識を持たない人への説明は、繰返し行うことが重要だが、行政などはそれを怠っている。メディアは丁寧な説明を繰返し行ってほしい。 |
●視聴者・聴取者からの意見などを報告 |
平成24年5月1日~平成24年5月30日 総件数383
(1)SBSイブニングeye【TV・自社制作】 |
・・・・・・・・・65件 |
(2)みのもんたの朝ズバッ!【TV・ネット編成】 |
・・・・・・・・・19件 |
(3)はなまるマーケット【TV・ネット編成】 |
・・・・・・・・・20件 |
(4)ひるおび【TV・ネット編成】 |
・・・・・・・・・18件 |
(5)Soleいいね!【TV・自社制作】 |
・・・・・・・・・12件 |
5月は、15日放送のSBSイブニングeyeで紹介した「サイドメニューが食べ放題のお店」について多くのお問合せがありました。
視聴者からの意見
○テレビ番組『ひるおび』5月25日放送
タレントの母親の生活保護費受給問題について
・謝罪会見を延々と放送しているが、ここまで放送する必要はないと思う。マスコミはもっと他に追求すべき問題があるだろう。(60代・男性)
・生活保護の家庭の収入が年間400万円と聞いて驚いた。審査の甘さなど国の制度に問題があると思う。(50代・男性)
→《対応》TBSへ連絡。
○テレビ番組『SBSイブニングeye』5月30日放送
・アナウンサーのブログで、伊豆特集を放送することを知り、当日楽しく見た。女性アナウンサーと支局の記者さんとのWレポートはおもしろかった。金目鯛の煮付けや鰹節とわさびをたっぷりのせたごはんは、とてもおいしそうだった。伊豆の旬な味めぐりをしてみたいと思った。(メールにて)
→《対応》報道へ連絡。 |
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