○委員の意見○
・映像、音楽、ナレーションの調和がとれていて、「蔵ら」の世界に引き込まれた。「蔵ら」のスタッフの悩みや本音なども伺ってみたかった。静岡県、日本の高齢化問題を解決できるようなところまで踏み込んだ番組を、次回はつくっていただきたい。
・言わなくても十分画面に伝わってくる場面もあるので、ナレーションの言葉というのを、もうちょっと選んでもよかったと思う。
・「蔵ら」で働く人、お店に来る人の表情が生き生きと描かれていた。
・町おこし、高齢者の働き口を創出する、高齢者の居場所など日本全体が取り組むべき事業のモデルケースの一つが「蔵ら」だと思う。運営の苦労などお店側について、もう少し取り上げたほうが関心を持ってもらえるのではないか。
・伊豆の自然、食べ物、人の風景の美しさ。個人それぞれの高齢化問題には潜在的な不安があるが、高齢化の一番重要な問題と、食べ物の問題に対し未来のあるべき姿が示唆されていた。
・過疎化が進む松崎町で高齢者がお互いに助け合って生活している様子を、比較的明るいタッチで描写している点は、好感が持てた。食堂「蔵ら」で食事づくりや運営をしている様子がわかりやすく伝わってきた。
・青森さんのようなリーダーシップを取る人の存在が活動を発展させる鍵となっているので、そういう人にスポットを当て、参考となる、あるいは各地域で似たようなことが展開できるというメッセージにつながっていくとさらに良かった。
|