○委員の意見○
・ 大震災により人々の視点が地域や人の命、自分自身を見る方向に変化しているが、国や行政は変わらずで、両者には隔たりがある。その溝を埋める役割をマスコミは担っていると思う。
・ JNN「記者たちの眼差し」では、出演者の本音が聞けてよかったと思う。震災が風化しないためにも継続的に取り上げていってもらいたい。
・ 様々な社会を取り巻く議題に対して視聴者が議論するような視点を提供する番組作りをお願いしたい。この頃、歌番組がなかったので、「火曜曲」は楽しみにしている。
・ 海外進出する中小企業が注目されているが、国内で頑張ろうとしている企業にもスポットをあててもいい番組ができるのではないか。番組改編前の特番がおもしろくない。多チャンネル化にコンテンツが追いついていないと思う。
・ 政府の動向が停滞した中で原発、津波問題について国民は混迷してしまう。ぜひ現状の整理をして報道してもらいたい。
・ メディアの力の大きさを痛感している。事実と真意が乖離して報道されている。メディアは何を言ったのかではなく、何を言いたかったのかを伝えてもらいたい。
・ 震災に対して不安を煽るのではなく、個々の対処を考えるヒントとなる伝え方をしてほしい。
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