
■「利上げ」で私たちの生活への影響は
中東情勢の影響で静岡県内でも物価の上昇や物資の調達難が広がっています。
このリスクに対応するため日銀は来週、利上げに踏み切る公算が大きくなっています。私たちの生活への影響とは?
■原油高騰で食品トレーやエンジンオイルに影響
<日銀静岡支店 平田泰隆支店長>
「価格上昇によるコスト面の影響は避けられないという声が多く聞かれる」
6月10日に開かれた日銀静岡支店の記者会見。
平田支店長は中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の高騰により、静岡県内のスーパーで食品トレーの仕入れ値が上がっているほか、自動車向けのエンジンオイルや板金用の塗料が入手しづらくなっていると現状を分析しました。
中東情勢は先行きが見通せず、企業がコストの上昇分を販売価格に転嫁する動きが広がっています。
物価上昇のリスクに対応するため、日銀は15日の金融政策決定会合で政策金利を0.75%から1%に引き上げる公算が大きくなっています。
政策金利について平田支店長は「物価安定目標の実現に向け委員会で適切に判断されるだろう」と述べました。
■専門家「今後の景気は"中東情勢が解決するか"」
金利が1%に引き上げられれば、31年ぶりの高い水準となります。利上げが私たちの暮らしに及ぼす影響について静岡経済研究所の恒友仁専務理事は預金の金利が上昇することはプラスに働くとしています。
一方、住宅ローンを抱えている家庭やこれから住宅の購入を予定している家庭は負担が増えることになります。
恒友専務理事は「今回予想されている利上げでは景気に対しての影響は限定的」だとし中東情勢が解決するかどうかが今後の景気を左右する大きな焦点だとしています。











































































