
静岡市の中心街が生まれ変わろうとしています。
かつて映画の街として知られた七間町がいま目指すのは「子育て世代に優しい街」。そのために地元が取り組んだ大胆な戦略とは?
■「子育て世代に優しいまち」へ 新拠点「まちのおやこ広場ハレバレ」

2026年5月、静岡市葵区七間町にオープンした子育て施設「まちのおやこ広場ハレバレ」。
地元の商店街や行政などがつくった乳児から小学生向けの遊び場です。
<利用者>
「来るなりすぐ好きなおもちゃを見つけて自分で結構遊んでますね。楽しい?楽しいね」
授乳スペースが設けられているほか、施設内での飲食が可能で、子どもにも大人にも優しい場所です。
<利用者>
「急にお腹すいちゃったり、いま外食が高いので、ちょっと買ってきたものや作ってきたものをここで食べれるのはすごくメリットかなと思う」
<運営する静岡市まちづくり公社 平田悠里江さん>
「ハレバレを中心に街中にみんなが遊びに行けるような場所になったらと思う。町に愛着をもってもらえたらうれしい」
■映画館併設カフェの客は「9割が子連れ」に

かつて「映画の街」として栄えた静岡市葵区七間町。
時代の移り変わりとともに、このエリアは一時、衰退し空き店舗が増えました。この街に活気を取り戻したい。そこで地元の人たちが目指したのが「子育て世代に優しい街」でした。
七間町に残る唯一の映画館に併設されたカフェでは、ベビーカーが入りやすいように段差をなくしたほか、店の半分をキッズスペースにしています。
その効果もあり、客の9割がキッズスペース目当ての子連れになったそうです。
<客>
「駐車場から距離があったので、ベビーカーでも来れて(入れて)すごい助かりました」
「やっぱ子どもが遊ぶところが奥にあって、(私たちは)こっちでのんびりできるので」
■創業100年の婦人服店も「ママの居場所」へ

創業100年を超える婦人服店「KIKUYA」です。客の声を聴いて大胆なリニューアルを進めました。
「とにかく『ママさんたちがゆっくりできるお店がない』という声をすごいいただくようになった。子どもがいても心置きなく行ける・過ごせるお店がないという声をすごいいただいた」
倉庫扱いだった2階はレンタルスペースに。定期的に絵本の読み聞かせや料理教室などを開いて、子育てに頑張る人がつながれる憩いの場になっています。
「いつでもお子さんやママさんに来てもらえるような場所にできたら」
ターゲットを変え、客が喜ぶ街に。七間町の改革は中心街のあり方に一石を投じています。










































































