
■静岡県のローカル線 落とし物が届けられた数は...?
電車に乗った時に気を付けたい落とし物。誰かが届けた落とした物は、どこでどのくらい保管してもらえるのか?鉄道会社と警察に聞きました。
静岡県伊東市と下田市を結ぶ伊豆急行線では、各駅に届けられた落とし物が伊豆急下田駅に集まります。
2025年度、伊豆急行線では約8000点の落とし物が駅に持ち込まれました。
■特に多い落とし物・忘れ物は?

特に多いのが雨傘で、伊豆急行の佐藤拓哉さんによると、車内の手すりにかけたまま忘れてしまうパターンが多いといいます。
荷物を置く網棚や、ロングシートの壁面の座席との隙間あたりにも忘れ物があることが多く、伊豆急行は乗客に対して車内放送やイラストで忘れ物をしないよう呼びかけています。
<伊豆急行営業部 佐藤拓哉さん>
「全ての物がお客様の大切な物なので、駅でお預かりした際に欠損等が起きないように大切に預かる。それぞれの保管方法等も含めて大変苦慮しています」
■法律で決まっている「落とし物の流れ」
電車内の落とし物は、法律によって保管・管理・処分の方法が定められています。
<静岡県警会計課 増田滋次席>
「遺失物法令上、鉄道会社は特例施設占有者として、自社で落とし物を保管する、または処分をすることができます」
電車内での落とし物は、鉄道会社か警察署で保管・管理され、持ち主への返還を待つことになります。
電車内の落とし物を拾った人が鉄道会社に報告した場合、会社によって例外もありますが、鉄道会社が落とし物を保管します。
鉄道会社の職員が見つけた落とし物も、鉄道会社で保管されます。
一方、拾った人が警察に落とし物を持ち込めば、警察が保管することになります。交番や駐在所に持ち込まれたものも含めて、警察署で保管されます。
■落とし物の持ち主が見つからなかった場合は

落とし物を保管する期間や所有権が変わっていく流れは、電車内の落とし物も道端で拾われたものも同じです。
3か月の間に持ち主が見つからなかった場合は拾った人に所有権が移り、2か月間の「引き取り期間」に入ります。
落とし物を拾った人が引き取りに来なかった場合は所有権が各都道府県に移りますが、そうなったとき、静岡県の場合は売却または廃棄処分にするケースが多いといいます。
■拾った人に所有権が移らないものも・・・
所有権が拾った人に移らないものもあります。
運転免許証やクレジットカードといった「個人情報関連物件」の場合は、通常よりも1か月長い4か月間保管され持ち主が見つからなければ廃棄されます。
自宅の鍵や薬なども、拾った人に所有権が移ることはありません。届け出があってから3か月たつと廃棄の対象になります。










































































