
傷害などの罪で勾留中に、入院先の病院から逃走した罪で、自称・会社役員の男が12月26日に起訴されました。男は病室から逃げる際、室外の雨どいを伝い降りて逃走した見られています。
逃走の罪で起訴されたのは、住所不定で自称会社役員の男(54)です。
起訴状などによりますと、男は傷害などの罪で勾留中にもかかわらず、12月5日午前1時15分頃から午前2時5分頃までの間に、入院していた静岡県伊豆の国市の病院で警察官の隙を突いて病室の窓から外に出て雨どいを伝い降りるなどして逃げ出し、逃走した罪に問われています。
男は半日以上、逃走した末、静岡県三島市内で身柄を確保されました。
男は2025年9月、常習累犯窃盗と傷害の罪で静岡地方裁判所沼津支部に起訴され、起訴後に勾留されていた富士宮警察署で11月28日に箸で自ら腹を刺し、治療のために入院していました。
この逃走をめぐっては当時、病室の男を交代で監視していた警察官が2時間あまり逃走に気づいておらず、管理態勢に問題があったとも指摘されていて、静岡県警が原因の究明などを進めています。








































































