
浜松市の霊園で8月13日、盆行事の供養祭が営まれ、地域の夏の風物詩「遠州大念仏」が披露されました。
浜松市の霊園では13日、盆行事の供養祭が営まれ、地域の保存会による遠州大念仏が披露されました。遠州大念仏は、初盆の家などを回って太鼓や鐘に合わせて念仏踊りを披露する、遠州の夏の風物詩で浜松市の無形民俗文化財にも指定されています。
13日は、都田地区で活動する中野組の組衆が、太鼓をたたく独特な動きで舞いを披露しました。
<はままつ悠久の杜 福田幹男事務局長>
「(遠州大念仏は)徳川家康と武田信玄の戦い、三方原の戦いから端を発しております。ちょうどこの場所が武田信玄方の本陣の跡であると言われております。そういう経緯も踏まえましてこの霊園でも霊を慰めたいと8月13日に執り行っています」
墓参りに訪れた人や地域の人たちは、伝統の踊りを見守り先祖を供養していました。