
8月3日夜、静岡県裾野市の民有地で見つかった不発弾について、市は8日、調査の結果、弾の内部に破裂する火薬が入っていないことが分かったと発表しました。
裾野市によりますと、深良地区で発見された、不発弾203mm榴弾砲弾(信管付)について、8月8日、陸上自衛隊と米海兵隊が詳細な調査を行った結果、弾殻(弾の内部)に炸薬(破裂する火薬)が入っていないことが分かったということです。
この不発弾をめぐっては、8月3日夜、市民から通報を受けた警察が「不発弾らしきものが発見された」と市に連絡し、市は警察や自衛隊と連携して対応を進めていました。
裾野市は「引き続き、自衛隊や警察などと連携を図りながら処理・回収の方法を協議していきます」とコメントしています。