
8月4日午後、71歳の女性が富士山を下山中に疲労によって意識朦朧となり、救助されました。
富士山で救助されたのは、岡山県岡山市中区の71歳の女性です。
女性は8月4日午後0時半頃、富士山富士宮ルートを友人らと5人で下山中に、疲労により意識朦朧となって行動不能となりました。女性の友人が警察に「一緒に登った人が動けなくなって意識朦朧となっている」と110番通報し、救助を要請しました。
要請を受け、静岡県警山岳遭難救助隊員が富士宮口新七合目付近の登山道にいる女性のもとに駆け付けたところ、女性は受け答えができ、歩行も可能な状態でした。女性は隊員に付き添われながら歩いて五合目まで下山しました。
女性にけがはありませんでした。
警察では「下山までが登山です。下山までの体力を考えた登山計画を立てましょう」と呼び掛けています。