
7月29日夜、富士山の山頂まで約100m~200mの山頂直下で、登山中だった87歳の男性が動けなくなり、警察に救助されました。
救助されたのは、大阪府茨木市に住む無職の男性(87)です。
警察によりますと、男性は7月28日朝から、60代~80代の登山仲間4人と、静岡県の富士宮口5合目から入山し元祖7合目の山小屋で宿泊、29日の朝に出発し山頂を目指して登山していましたが、体力の消耗で自力での登山が困難と仲間が判断し、午後7時20分頃、警察に救助要請をしたということです。
男性は、県警の山岳遭難救助隊に背負われ、山頂の山小屋に運ばれ、29日夜はその山小屋に宿泊し、30日以降下山をする予定だということです。
男性には意識があり、命に別条はないということです。