気候変動に対応 “森のバター”アボカド産地化へ 静岡県が新プロジェクトを始動

静岡県が2025年度から新たに取り組むアボカドの産地化に向けたプロジェクトが始まり、5月28日、生産者などが集まり、キックオフフォーラムが開かれました。

<静岡県農業戦略課 平野裕二課長>
「栽培可能な作物が県で拡大しており、アボカドを産地化することに県もチャレンジしていきたい」

静岡県が28日開いたアボカド産地化プロジェクトのフォーラムには、県内の生産者やJA関係者など、120人ほどが集まりました。

アボカドは、栄養価が高く「森のバター」とも呼ばれ、近年、輸入量は増加傾向で需要が拡大しています。

静岡県は、気候変動に対応できる新たな作物としてアボカドに着目し、2025年度の当初予算に栽培試験などの費用として、約1800万円を盛り込みました。

<アボカド生産者「papa-farm」内田勉さん>
「新たに1年以内に新規でアボカドやるぞ、って方はどのくらいいますか」

フォーラムでは、静岡市清水区で5年前からアボカドを生産する内田勉さんが栽培事例を紹介しました。

静岡県は今後、生産者と連携してアボカド栽培に関するデータを収集し、2026年度に栽培マニュアルを作成するなどして生産を拡大していく方針です。

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