静岡県掛川市の観光施設「掛川花鳥園」に、新しい体験型のスポットがオープンし、さっそく大勢の人が楽しみました。
<社会部 野田栞里記者>
「掛川花鳥園に現われたこちらのトンネル。中に入ってみると幻想的な風景が広がっています」
今回、新しくできたのは、その名も「夢のトンネル」。幅・高さは約3メートル、長さ4メートルほどのドーム型のトンネルの中には「日本の原風景」がテーマのプロジェクションマッピングが投影されています。
掛川花鳥園に新しいスポットができたのは、園の人気者・フタバが暮らす「ハシビロコウの森」以来、約10年ぶりだということです。訪れた人たちはさっそく目の前で流れる鮮やかな世界を眺めたり、記念写真を撮ったりして楽しんでいました。
<体験した人>
「ギリギリで(記念写真撮れました)」
「花も普通に見てもきれいなんですけど、映像で見るときれいさが違う」
「自然がめっちゃきれいでびっくりした」
<体験した子ども>
「前に1回、学校の社会見学で来てその時はなかったから。できたから花鳥園も鳥だけじゃない、すごくいいところになったと思う」
掛川花鳥園は、この新スポットで園のイメージの幅を広げたいと意気込みます。
<掛川花鳥園 広報 北條龍哉さん>
「皆さんには『花』の施設・『鳥』の施設という認識があると思う。第3のスポットとして、『映像』という点でも皆さんに認知されていくとうれしい」
掛川花鳥園では、プロジェクションマッピングの内容を定期的に変える予定で、何度もトンネルを楽しんでほしいとしています。