ジュビロ磐田が約2週間のリーグ中断期間を経て、3月30日にアウエーで鹿島アントラーズと対戦する。今季ジュビロに加入し、中断期間中の3月20日に41歳の誕生日を迎えた元日本代表GK川島永嗣選手に話を聞いた。
ー誕生日にチームから“冷たい水”のサプライズがあったが…。
41歳にはあれぐらいがちょうどいい(笑)ジュビロでプレーできるのは一つの巡り合わせ。誕生日をこういう形でみんなと迎えられて、みんなとプレーできることを幸せに思う。
ー練習ではコーチングの声を盛んにしている。
一人一人が思ったことをその場で言うことが大事だと思う。自分たちのレベルを上げる一番の方法。互いに要求し合うことが大切なのかなと思う。
ーセットプレーでGKとして大切なことは。
相手も自分たちのやり方を研究してくる。そこに対応することも大事だが、自分たちがブレずにやることも大切。セットプレーは気にし過ぎると、意外に失点が増えてしまうことも多い。自分たちのやるべきことに集中すること。準備できるところは準備しなければいけないが、悪いイメージを持ちすぎないことも大事。
ージュビロの若い選手も川島選手のような41歳になりたいと思っているのでは。
自分が若い時は上の選手を見て「あんな風にはなりたくないな」と思っていたので、そう思っているのでは(笑)。格好良く思われようとは思っていないが、「あんな風になりたくない」と思われないようにしたい。
ーあらためてどんな年にしたいか。
自分自身が成長するために1日1日の積み重ねが大切だし、自分がどういう志を持って臨んでいくかで時間は変わってくる。年齢を重ねても、そういう部分は変わらずにやっていきたい。