鉄道の技術で街をつなぐ。新拠点「RAIL HUB SHIZUOKA」が描く静岡の未来
『ものづくりカンパニー』は、SBSラジオの番組「鉄崎幹人のWASABI」内の人気コーナー。静岡県内の「ものづくり」に情熱を注ぐ企業をゲストに迎え、技術の裏側や製品への想いを深掘りします。今回は、静岡市葵区日出町に本社を構える協和電工株式会社の代表取締役社長、野田 祐輔(のだ ゆうすけ)さんをお迎えしました。(2026年3月12日放送)
創業62年、鉄道の安全を支える「3つの柱」
鉄崎:まず、協和電工株式会社がどんな会社なのか教えてください。
野田社長:弊社は静岡市に本社を置く創業62年の企業で、主に「鉄道電気工事」「金属加工販売」「産業廃棄物処理」の3つの柱で事業展開をしています。特に鉄道電気工事では、皆さんが毎日利用する鉄道の安全な運行を技術で支え続けています。
内野:今ご説明いただいた3つの柱について、それぞれ詳しく教えてください。
野田社長:まず「鉄道部」は、電車の安全な運行に欠かせない信号保安装置などの電気工事を担っています。2つ目の「鉄工部」は、鉄道関係の金属製品の設計から製造、販売まで一貫して行っています。3つ目の「環境部」では、工事で出る廃棄物などを適切に処理・リサイクルすることで環境負荷の低減に取り組んでいます。この3つの部門が連携し、地域のインフラを支えているのが協和電工です。
鉄崎:僕たちの「当たり前の日常」を支えていただいているわけですね。野田さんは3代目の社長として、「地域と共に歩む」という理念を大切にされているそうですね。
野田社長:「地域と共に歩む企業へ」という理念のもと、社内だけでなく社外との繋がりを重視した経営を進めています。また6年前からは、静岡市こどもクリエイティブタウン「ま・あ・る」などで、社員と一緒に鉄道の魅力を伝える活動も続けてきました。
静岡の新たな“創造的交差点”「RAIL HUB SHIZUOKA」始動!
内野:子どもたちに鉄道の魅力を伝えるのは素敵ですね。そんな野田さんが今最も力を入れている大きなプロジェクトがあるそうですね。
野田社長:はい。4月18日に、弊社ビルの5階に市民共創スペース「RAIL HUB SHIZUOKA(レイルハブ静岡)」をオープンいたします。
鉄崎:名前からして鉄道好きはワクワクすると思いますが、どういったコンセプトの場所ですか?
野田社長:コンセプトは「鉄道をフックに人、町、企業、未来がつながる創造的交差点」です。鉄道という大人も子どもも惹きつけられるテーマを通じて、様々な人が出会い、アイデアが生まれる拠点を目指しています。
内野:とても素敵なスペースになりそうですね。具体的にはどのようなスペースになっていくのでしょうか?
野田社長:大きく2つのゾーンに分かれており、1つは鉄道インフラの技術を体験的に学べる「学びゾーン」。もう1つは教育機関や地域団体が自由に活動できる「イベント共創スペース」です。
鉄崎:鉄道のプロから直接学べるスペースがあるのは子どもたちにとってたまらない体験だと思いますが、なぜ本社のビルの中にこういった場所を作ろうと思われたのでしょうか?
野田社長:業界の理解を深めてもらうだけでなく、地域の価値を創造し、多様なセクターが関わる、作る、語る空間が必要だと考えたからです。RAIL HUB SHIZUOKAのロゴマークにも、静岡県を連結部分に見立てて、施設が静岡のハブになるという願いが込められています。

難波市長や静岡大学・天野先生も登壇する豪華イベント
内野:素敵な願いが込められているんですね。4月18日のオープニングイベントはかなり豪華な内容になるそうですね。
野田社長:難波静岡市長をお迎えしてのご祝辞や、静岡大学の天野先生によるトークイベントも予定しています。地域の皆様と一緒にこの新しい拠点のスタートを祝いたいと思っています。
鉄崎:難波市長も駆けつけてくれるほど注目度が高い場所ということですね。この「レイルハブ静岡」静岡の新しい名所になってほしいですね。一般の人も自由に見学できるような場所になっているわけですね。
野田社長:そうです。
鉄崎:こうした活動を通じて野田さんが描く静岡の未来はどのような形でしょうか?
野田社長:鉄道という身近な存在をきっかけに、世代や職種を超えて人が繋がり、新しいワクワクが次々と生まれる町にしていきたいです。
鉄崎:静岡は鉄道がないと大変ですし、JRと静岡鉄道があって身近ですからね。知りたい、参加したい方はどうすればいいでしょうか?
野田社長:「協和電工 鉄道」と検索するとウェブサイトを見ることができます。また、RAIL HUB SHIZUOKAのホームページとInstagramがありますので是非チェックしてください。
おまけの昆虫トークも!?
鉄崎:野田さん、実は2020年に「スクーピー」で番組にご登場いただいたんですよね。
野田社長:そうなんですよ。個人的に昆虫が好きで、「昆虫研究所」の方で出させていただいたことがあります。
内野:全然違うじゃないですか!
鉄崎:好きな昆虫は何系ですか?
野田社長:やっぱりトンボとか蝶ですね。
鉄崎:僕と合いますね! トンボ好きな人は4月ぐらいになるとワクワクしますよね。ホソミオツネントンボが水色になる季節ですね!
野田社長:すごい!よく知ってますねぇ〜!
鉄崎: 虫トークで盛り上がってしまいましたが、そちらでもまた是非お越しください。最後になりますが、メッセージをお願いします。
野田社長:4月18日に静岡の町に新しい交差点が誕生します。鉄道が好きな方も新しいことが好きな方も是非気軽に遊びに来てください。一緒に静岡を盛り上げていきましょう。
鉄崎:協和電工さんのビルの中にできる、行きやすい場所ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。今日は静岡市葵区日出町にあります協和電工株式会社代表取締役社長野田祐輔さんに伺いました。また違う機会に昆虫の話も是非しに来てください。本日はありがとうございました。

番組情報
番組名: SBSラジオ『鉄崎幹人のWASABI』(月〜木 9:00〜12:40 OA)
パーソナリティ:鉄崎幹人・内野菜美(木曜パートナー)
コーナー名: 静岡県の未来を拓く!ものづくりカンパニー
放送日時: 2026年3月12日(木) 11:34 ~ 11:43
ゲスト: 協和電工株式会社 代表取締役社長 野田 祐輔 様