3時のアフタヌーンクリップ
こんにちは。わが家では早くもハロウィーンの飾り付けが始まりました。
さて、この時間の〈知っとこ〉は定番の「アフタヌーンクリップ」です。気軽にお読みいただける話題や地域のニュースを4つ集めました。
〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・尾原崇也〉
風に揺れるコスモス 秋の風情演出 浜松・東区
浜松市東区中野町の住民グループ「中ノ町環境保全会」(小池敏夫代表)の管理する畑でコスモスが見頃を迎え、色とりどりの花が秋風に揺れている。
畑は国道1号中野町インター北側を西へ500メートルほどの場所にあり、広さは約2500平方メートル。同会が景観保全を目的に耕作放棄地を借り受け、例年コスモスや菜の花、ソバなどを植えている。
雑草取りに訪れた同会の鈴木きく代さん(71)は「例年より少し背丈が低くて心配したが、最近になってすくすくと成長した。きれいな様子を見に来てもらえれば」と話した。10月いっぱい楽しめそうという。
雑草取りに訪れた同会の鈴木きく代さん(71)は「例年より少し背丈が低くて心配したが、最近になってすくすくと成長した。きれいな様子を見に来てもらえれば」と話した。10月いっぱい楽しめそうという。
秋スイカ 出荷スタート JA三島函南 首都圏など4000ケース
JA三島函南は9月下旬から、収穫時期を秋に遅らせる抑制栽培で育てた「抑制西瓜(スイカ)」の出荷を開始した。10月中旬まで首都圏や県東部などへ2玉入りの約4千ケースが届けられる見通し。27日には目ぞろえ会が同JA函南支店で開かれ、生産者が等級ごとの品質基準について説明を受けた。
抑制西瓜は秋スイカとも呼ばれ、小ぶりでも高い糖度と果肉の歯ごたえ、鮮やかな赤色が特徴。スイカの栽培が盛んな同町では需要の分散などを狙って7月中旬に種をまき、9月下旬から10月にかけて出荷される。今年は秋の寒暖差が大きく、甘みが強いスイカが育っているという。
目ぞろえ会では、傷の有無や形などの外観、たたいた音で分かる実の詰まり具合など「秀」「優」「良」「マル」の等級基準を確認した。
目ぞろえ会では、傷の有無や形などの外観、たたいた音で分かる実の詰まり具合など「秀」「優」「良」「マル」の等級基準を確認した。
スパイス入り紅茶提供へ 島田のミュージアム
島田市のふじのくに茶の都ミュージアムは同館2階の体験コーナーで、世界のお茶を提供している。10月からは、スパイスの入ったインド式ミルクティーが楽しめる。
煮出したスパイス入りの紅茶にミルクと砂糖を加えて楽しむ飲み方で、インドでは人気だという。同館のスタッフが目の前で紅茶を入れてくれたり、写真を見せながら、インドの喫茶文化を教えてくれたりする。
体験は一回約20分で200円。別で観覧料300円を支払う。開催時刻などの問い合わせは同ミュージアム<電0547(46)5588>へ。
体験は一回約20分で200円。別で観覧料300円を支払う。開催時刻などの問い合わせは同ミュージアム<電0547(46)5588>へ。
メンダコふ化成功 沼津の水族館、国内3例目 親そっくり
沼津市の伊豆・三津シーパラダイスは28日、深海に生息するタコ「メンダコ」のふ化に成功したと発表した。国内の水族館では、沼津港深海水族館などに続く3例目という。
赤ちゃんは全長約1センチ。半透明の姿で、成体とほぼ同じ平べったい形をしている。
卵は2月に駿河湾でのトロール(底引き)漁で採集された雌の個体から摘出した。暗い環境の水槽で管理を続け、今月27日に1匹のふ化を確認した。
メンダコの長期水槽飼育は困難とされ、国内でも事例が少なく管理は手探りだった。水温と明るさに細心の注意を払い、卵がかえるのを待ったという。
同館では業務用冷凍庫内の水槽で飼育していて、28日からふ化した赤ちゃんを撮影した映像を公開している。
魚類飼育マネジャーの水野晋吉さん(49)は「長かった。地元の水族館での成功はうれしい。かわいい赤ちゃんを多くの人に見てほしい」と喜んだ。
卵は2月に駿河湾でのトロール(底引き)漁で採集された雌の個体から摘出した。暗い環境の水槽で管理を続け、今月27日に1匹のふ化を確認した。
メンダコの長期水槽飼育は困難とされ、国内でも事例が少なく管理は手探りだった。水温と明るさに細心の注意を払い、卵がかえるのを待ったという。
同館では業務用冷凍庫内の水槽で飼育していて、28日からふ化した赤ちゃんを撮影した映像を公開している。
魚類飼育マネジャーの水野晋吉さん(49)は「長かった。地元の水族館での成功はうれしい。かわいい赤ちゃんを多くの人に見てほしい」と喜んだ。