朝のデスクおすすめ
おはようございます。6月24日(木)です。きょうは「ドレミの日」だそうです♪ ドレミの音階が生まれた日なのだとか。
読む・知る・学ぶ…記事まとめ〈知っとこ〉は今日も4回更新を予定しています。この時間は私のおすすめ記事を4本ピックアップしてご紹介します。
〈静岡新聞社編集局TEAM NEXT・松本直之〉
期待つなぎ静岡着 初日7市、96人混乱なく【五輪聖火リレー】
静岡県で23日にスタートした東京五輪の聖火リレーは湖西市の新居関所跡を出発し、同日夜、静岡市葵区の駿府城公園に到着した。運営者側が沿道での新型コロナウイルス感染防止策を呼び掛ける中、初日は96人のランナーが計7市(17・8キロ)でトーチを結んだ。静岡市葵区の市街地などでは沿道に観客が密集する場面もあったが、ランナーの通過を静かに見守り、混乱はなかった。
最終区間ではグループランナー10人が聖火をセレブレーション会場の駿府城公園へ運び、岡本優真さん(20)がトーチの火を聖火皿に移した。
静岡県2日目の24日は牧之原市をスタートし、中部や東部の8市町を回り沼津市のプラサヴェルデを目指す。
(社会部・市川幹人)
■ラストランナー10人 熱い思い胸に駆ける
初日のゴール地点、静岡市葵区の駿府城公園に聖火を運んだのは静岡県内出身の若者によるグループランナー。学術、芸術、スポーツなどの道で活躍する10人が、五輪への熱い思いを胸に県都を駆けた。
「お世話になった人たちに恩返しを」。掛川西高在学時に科学研究の世界大会で入賞し、走者に選ばれた菊川市出身の岡本優真さん(19)は、ともに研究に励んだ同級生塚本颯さん(19)と一緒に、支えてくれた人たちへの感謝を込めて走った。グループ代表として聖火皿に火をともす大役を務め「トーチの重みを感じた」と五輪の歴史をかみしめた。
競輪選手を目指し、日々練習を積む静岡市駿河区出身の日高裕太さん(19)は「一生忘れられない経験になった」と感無量の様子。コロナ禍の五輪に賛否があることを理解しつつ「選手には自分の目標に向かってまっすぐ進んでほしい」とエールを送った。
静岡聴覚特別支援学校に通う阿部圭佑さん(14)は「障害者でもできることがある。たくさんの人がいてびっくりしたけど楽しく走れた」と充実感をにじませた。
(政治部・池谷遥子)
「古代のハス」ピンクの大輪 長泉町の文化財展示館で見頃
「古代のハス」として知られるオオガハスが、長泉町下土狩の町文化財展示館で見頃を迎えている。鮮やかなピンク色の大輪を咲かせ、来場者の目を楽しませている。
今年は15株が6月上旬から徐々に咲き始めた。例年並みの開花状況で、7月上旬ごろまで楽しめるという。早朝から開花し、午後には閉じてしまうため、午前中の観賞を勧めている。担当者は「古代人も見ていた花。当時へ思いをはせて楽しんでほしい」と話した。
名車シートを家具に 焼津の工房、デザインや座り心地を再現
ハコスカ、Z、GT-R―。焼津市の家具工房「木工のデン」(神野克昭代表)が、往年の名車のシートをモチーフにした椅子を商品化した。本物同様の細かい装飾や座り心地が特徴。神野代表は「あこがれの車に思いをはせながらくつろいで」と話す。
かつて実車に乗っていた人たちに人気で、免許を返納した高齢男性が「昔乗っていた。懐かしい」と購入していったという。
神野代表はリアシートや運転席をモチーフにしたソファや机の開発なども検討中。「家具で車の世界観を広げていきたい」と意気込む。
1脚12万1000円(税込み)から。問い合わせは同社<電054(622)5533>へ。
参院静岡補選 県議山崎氏(浜松市中区)が出馬意向 今秋予定
20日投開票の知事選に出馬した参院議員の辞職に伴い今秋予定される参院静岡選挙区補欠選挙(欠員1)に、浜松市中区選出の県議山崎真之輔氏(39)が出馬する意向を固めたことが23日、複数の関係者への取材で分かった。
山崎氏は取材に「いろいろな関係者に相談している段階。しかるべき時に態度を明らかにする」と答えた。
山崎氏は浜松市中区出身。浜松北高を経て名古屋大法学部卒。鈴木康友浜松市長の衆院議員当時、秘書を務めた。2007年浜松市議選で初当選。市議2期目の途中だった13年の県議補選で初当選し、現在3期目。
県議会第2会派ふじのくに県民クラブで政調会長を務めている。今回の知事選では、前参院議員の岩井茂樹氏(53)=自民推薦=を破り4選した現職川勝平太氏(72)の選対本部で、政策・広報戦略を担当した。
参院補選に現時点で出馬を表明した人はいない。自民党は参院の議席死守に向け、水面下で候補者の擁立作業を進めるとみられる。