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⚾4月22日開幕 春季高校野球静岡県大会

 第70回春季高校野球静岡県大会が4月22日、開幕します。各地区の上位12校に選抜大会出場の常葉大菊川を加えた計37校が出場します。22、23日は1、2回戦を行い、静岡-飛龍、浜名-知徳などの好カードが予定されています。大会の見どころ、注目選手をまとめます。
 あなたの静岡新聞では試合結果を随時速報します。

37校熱戦へ 決勝は5月5日

 第70回春季高校野球県大会の組み合わせが17日、決まった。22日に草薙など5球場で開幕し、各地区の上位12校に選抜大会出場の常葉大菊川を加えた計37校が出場する。決勝は5月5日、草薙球場で行う。上位8校が今夏の全国選手権静岡大会のシード権を獲得し、上位2校は東海大会(5月20~23日、草薙、清水庵原球場)に出場する。今春から、タイブレークは延長十回から適用される。(運動部・結城啓子)

〈2023.4.18 あなたの静岡新聞〉
22日の試合(1、2回戦)
 ▽あしたか球場
 掛川東 10:00 韮山
 清水桜が丘 12:30 加藤学園
 ▽清水庵原球場
 御殿場南 9:00 常葉大橘
 駿河総合 11:30 富士市立
 浜名 14:00 知徳
 ▽草薙球場
 誠恵 10:00 袋井
 静岡 12:30飛龍
 ▽掛川球場
 オイスカ浜松国際 10:00 島田工
 島田商 12:30 天竜
 ▽磐田球場
 静岡市立 10:00 浜松市立
 聖隷クリストファー 12:30 清水東

見どころ/注目選手は

見どころ

 各校に圧倒的な力の差はなく、昨秋の上位校を中心とした優勝争いが予想される。昨秋県4強の常葉大菊川、常葉大橘、加藤学園、知徳に加え、県8強の御殿場西、浜松開誠館、静岡、聖隷クリストファーは順当に地区を勝ち上がった。さらに日大三島、静清、東海大翔洋、藤枝明誠など甲子園出場歴のある強豪私学や、掛川西、島田商、静岡商などの伝統校も上位争いに絡んできそうだ。
 シード権争いが熾烈(しれつ)になりそうなのは静岡、飛龍、浜名、知徳のブロック。掛川西のブロックも常葉大橘や東海大翔洋などが入り激戦区となった。
 常連校のほか、23大会ぶりの御殿場南、18大会ぶりの清水東、13大会ぶりの磐田西など久々の県出場校の躍進も注目される。(運動部・結城啓子)
〈2023.4.18 あなたの静岡新聞〉

選抜出場・常葉大菊川 初戦の相手は
 選抜出場の常葉大菊川は23日の初戦で昨夏準優勝の静清と対戦する。昨秋3回戦では常葉大菊川が17-2で大勝したが、静清は佐山、浜田ら投手陣の成長が試される。

注目選手は
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常葉大菊川の鈴木叶/加藤学園の大木

 注目選手の筆頭は、U-18(18歳以下)日本代表候補強化合宿に参加した常葉大菊川の強肩捕手、鈴木叶。加藤学園は投打で力のある大木に加え、左腕吉川、右腕酒井など、戦力が充実している。浜松開誠館の右腕近藤は最速145キロの速球が光る。
 静岡の右腕中野、常葉大橘の左腕杉田らは安定感がある。知徳の196センチ右腕小船は東部地区大会で140キロを記録し力をつけている。静清の松井、日大三島の永野ら好打者の活躍も期待される。(運動部・吉沢光隆)
〈2023.4.21 あなたの静岡新聞〉

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