袋井南工場にメガソーラー ヤマハ発動機 社内のCO2排出減へ
ヤマハ発動機は26日、袋井南工場(袋井市新池)の工場棟屋根全面に2200キロワット規模の太陽光発電設備(メガソーラー)を設置し、25日に運用を開始したと発表した。発電した電力は同工場で使用するほか、2025年からは売電し、同社事業所の実質的な二酸化炭素(CO2)排出削減につなげる。
![2200キロワット規模のメガソーラーを設置したヤマハ発動機袋井南工場=袋井市新池](/news/images/n139/1383376/IP231226TAN900033000_0001_CDSP.jpg)
475ワットの太陽光パネル4650枚を新設した。同工場では22年にエネルギー棟にも太陽光パネルを設置し、合計の発電出力は2330キロワットと同社グループで最大になる。増築工事中の浜松ロボティクス事業所(浜松市北区)でも、太陽光パネルの設置を進めている。
ヤマハ発は、35年までに国内外の自社工場で排出するCO2を実質ゼロにするカーボンニュートラル(CN)の目標を掲げている。製品使用時や原材料調達も含めたサプライチェーン(供給網)全体のCNは50年達成を目指す。