フードバンクに食料品1025キロ寄贈 静清信金

 静清信用金庫(佐藤徳則理事長)はこのほど、フードドライブで集まった缶詰やインスタント食品などの食料1025キロをNPO法人フードバンクふじのくに(理事長・日詰一幸静岡大学長)に寄贈した。

フードドライブで集まった食料を寄贈した佐藤理事長と日詰理事長(左)=静岡市の静清信用金庫本店
フードドライブで集まった食料を寄贈した佐藤理事長と日詰理事長(左)=静岡市の静清信用金庫本店

 5回目となる今回は11月に実施し、同金庫の本支店全38店舗に加え、市内の小中学校、高校8校も参加した。各家庭から食料品などを集めたほか、各校の生徒らが地元の商店街や同信金支店で協力を呼びかけた。寄贈式で代表生徒は「食品ロスやフードドライブが家庭でも話題となり、広く関心が高まる機会になった」と活動を振り返った。
 佐藤理事長から目録を受け取った日詰理事長は、「(同NPOでも)年2回のフードドライブを行っているが食料は足りていない」として継続的な協力に感謝した。
 食料は県内各地の社会福祉協議会などを通じて生活困窮者に届けられる。

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