ゲームで想定、避難所運営 静岡市駿河区用宗で防災講座

 静岡市駿河区の用宗町内会5班は17日、災害発生時の行動を考える防災講座を同区の用宗公民館で開いた。地元住民ら18人が参加し、座学やゲームを通じて防災知識を深めた。

避難所運営ゲーム(HUG)に挑戦する参加者=静岡市駿河区
避難所運営ゲーム(HUG)に挑戦する参加者=静岡市駿河区

 区地域総務課の職員が講師となり、駿河湾で地震が発生した場合、用宗漁港に8分で津波が到達する可能性があることなどを説明した。参加者は、災害リスクに応じた個々の避難計画「わたしの避難計画」を作成した。
 県が開発した避難所運営ゲーム(HUG)にも挑戦。出身や世帯構成など、さまざまな事情を持つ避難者を避難所のどこに配置するか考えた。
 初めて同ゲームを経験したという長倉はつ江さん(80)は「難しかったが、さまざまな想定ができてよかった」と話した。

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