西村経産相が浜岡原発を視察「安全対策、万全を期して」

 西村康稔経済産業相は4日午前、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働に向けた安全性向上対策工事と1、2号機の廃止措置の現場を視察した。

防波壁を視察する西村康稔経産相(左端)=4日午前、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発
防波壁を視察する西村康稔経産相(左端)=4日午前、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発
林欣吾社長(右から3番目)から防波壁の構造について説明を受ける西村康稔経産相(右端)=4日午前、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発
林欣吾社長(右から3番目)から防波壁の構造について説明を受ける西村康稔経産相(右端)=4日午前、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発
防波壁を視察する西村康稔経産相(左端)=4日午前、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発
林欣吾社長(右から3番目)から防波壁の構造について説明を受ける西村康稔経産相(右端)=4日午前、御前崎市佐倉の中部電力浜岡原発

 東日本大震災後に津波対策として整備した海抜22メートル、総延長約1・6キロの防波壁の前では、林欣吾社長と増田博武浜岡原子力総合事務所長が建設経緯や構造を解説。同原発には約1時間滞在し、南海トラフ巨大地震に備えた安全対策の取り組み状況を見て回ったほか、廃止措置中の1、2号機では放射線管理区域内に入り、解体撤去物を切断する現場を見学した。
 西村経産相は「安全対策に万全を期してほしい」と注文した。
 同日午後は愛知県の国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センターなどを視察した。
 (御前崎支局・市川幹人)

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