山車横転事故 現場に花、手を合わせる地元住民も 伊豆の国市
悲惨な事故から一夜明けた4日、現場の道路脇には花が手向けられ、手を合わせる地元住民の姿があった。
報道を見て手を合わせに来たという地元の70代男性は「若い時に何回も見に来た。久しぶりにやって、まさかこんなことが起きるなんて。思い出のある祭りだから、こんな形になって残念」と下を向いた。
道脇に手向けられた花にみかんを添え、手を合わせた近くに住む70代女性は「亡くなった方やけがをした人が本当に気の毒。何でこんなことになってしまったのか」と悔やんだ。
現場の路上には山車の車輪の跡と思われる曲がりくねった白い線や血痕のようなもの、捜査関係者によって引かれたとみられる印などが残り、事故の悲惨さを物語っていた。