登山家がとらえた南アルプスの一瞬 静岡市葵区で写真展

 登山愛好家による写真を集めた「南アルプス写真展」(静岡新聞社・静岡放送後援)が31日、静岡市役所市民ギャラリーで始まった。11月5日まで。

自然豊かな南アルプスの写真が並ぶ会場=静岡市役所市民ギャラリー
自然豊かな南アルプスの写真が並ぶ会場=静岡市役所市民ギャラリー

 静岡県山岳・スポーツクライミング連盟、静岡市山岳連盟、県勤労者山岳連盟、日本山岳会静岡支部の4団体が共催。所属会員や呼びかけに応じた人が撮影した作品計約150点を展示している。一つ一つ異なる表情を見せる山、積雪のある尾根、ライチョウや高山植物など、南アルプスに足を運んだ登山家の目でとらえた多様な写真が並ぶ。古いアイゼンなど会員のコレクションも併せて展示した。
 写真展は、南アルプスの魅力を広く市民に知ってもらおうと、2018年から毎年開いている。市山岳連盟の望月喜久治相談役(75)は「自然が豊かで、昔のままの山が残っている。いつまでも残していきたい」と話した。

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