沼津市 事務職員 非正規23% 4月時点 市議会答弁 図書館職員 割合高く 

 沼津市は26日、4月時点の事務職員に占める非正規職員(会計年度任用職員)の割合が23%に上ると明らかにした。このうち、図書館職員の非正規率は74・5%と高い割合を占めた。市議会9月定例会一般質問での平野謙氏(虹の会)への答弁。
 杉山康総務部長は、4月1日時点に会計年度任用職員として採用されている事務補助員はいずれもパートタイムの212人で、そのうち、フルタイムに近い時間の7時間30分勤務の職員は188人と説明した。市立保育園の保育士の会計年度任用職員は22・8%と述べた。
 図書館職員について、山本貴史教育次長は全職員55人のうち41人が相当し、そのうち約4割の17人が図書館司書の資格を持っているとした。
 収入については、7時間30分勤務の事務補助員や図書館職員は年約230万円、保育士は年約280万円とした。
 一般質問は5人が登壇した。27日も本会議を開き、議案質疑を行う。
 (東部総局・尾藤旭)

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