家康公、登場! 今年で最後の田んぼアート 浜松市南区

 浜松市南区の住民有志らでつくる「白脇田んぼアートの会」による恒例の田んぼアートが今年もお目見えし、訪れた人たちを楽しませている。同会によると、メンバーの高齢化により、田んぼアートは今年が最後になる見込み。

徳川家康のアートが浮かび上がる田んぼ=浜松市南区寺脇町(静岡新聞社ドローンで撮影)
徳川家康のアートが浮かび上がる田んぼ=浜松市南区寺脇町(静岡新聞社ドローンで撮影)

 同会は地域間の交流促進や米作りに関心を持ってもらうことを目的に2011年から田んぼアートに取り組んできた。今年は大河ドラマ「どうする家康」にちなみ徳川家康をデザイン。9月末までは会場に高さ約7メートルのやぐらが設けられ、約2400平方メートルの田に赤米や紫黒米など4種類の稲を使って描かれたアートを見下ろすことができる。
 外波山浩司会長(84)は「これまで多くの人に訪れてもらえて感謝している。最後なので、ぜひ見てほしい」と話す。
 会場の水田は白脇小の南約300メートル。10月中旬ごろに刈り取りを予定している。

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