マダイの稚魚 児童ら放流 焼津水産高生 飼育
焼津市の焼津ボートクラブと焼津水産高はこのほど、同市の焼津漁港周辺で、県内の小中学生と一緒にマダイの稚魚約1000尾を放流した。子どもたちはマダイを海に放して、地元の水産業への理解を深めた。
![マダイの稚魚を放流する参加者=焼津市内](/news/images/n132/1312334/IP230903TAN000057000_O.jpg)
マダイは体長7、8センチ。同校生徒が卵の段階から飼育してきた。夏休み期間中には小中学生が餌やりを体験した。
今回放流に参加したのは餌やり体験した児童生徒約20人。焼津ボートクラブのボート12隻に分乗し、目的地に着くと、バケツで稚魚を海に放流した。子どもたちは「元気に育って」と声をかけながら、大海原に放たれた魚を見送った。
同クラブによると、児童生徒が参加しての稚魚放流は3年ぶりに実施した。