⚾ホンダ浜松など４強進出 軟式野球・県下都市対抗
第６９回静岡県下都市対抗軟式野球大会（県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催）第３日は２日、浜松球場などで３回戦と準々決勝を行った。大場機工（富士宮）、ＡＧＣテクノスグラス（榛南）、テクノスジャパン（清水町）、ホンダ浜松（浜松）が勝ち上がって４強入りした。大会最終日は３日、浜松球場で準決勝と決勝を行う。
▽３回戦
大場機工（富士宮） ７―３ 良工舎山本鋼業（清水町）
ＮＴＮ磐田製作所（磐田） ５―３ 浜松磐田信用金庫（浜松）
ＡＧＣテクノグラス（榛南） ５―１ デンソー（浜名湖）
資生堂掛川工場（掛川） ９―８ アッキーズ（御殿場）
ホンダ浜松（浜松） １３―３ 富士信用金庫（富士）
（６回コールド）
リコー沼津（沼津） ９―２ ＶＩＲＩＤＩＳ（沼津）
（７回コールド）
テクノスジャパン（清水町） １３―０ マーベラス（福田）
（５回コールド）
ＳＳ・ＪＡＰＡＮ（三島） １２―７ ＣＬＩＭＢ
（磐田）
▽準々決勝
大場機工 ９―０ ＮＴＮ磐田製作所
（８回コールド）
ＡＧＣテクノグラス ７―０ 資生堂掛川工場
（８回コールド）
ホンダ浜松 ７―５ リコー沼津
テクノスジャパン ７―６ ＳＳ・ＪＡＰＡＮ
（延長１０回タイブレーク）
ベテラン村松が決勝打 ホンダ浜松 ホンダ浜松の頼れるベテランが勝負どころで力を発揮し、リコー沼津に競り勝った。５点リードを追い付かれる厳しい戦いだったが、「ベテランの働きが大きく、良い雰囲気で終えられた」と鈴木監督。目標とする８年ぶりの頂点へ、大きく弾みを付けた。
七回から救援した最年長４３歳の掘田が内野安打で同点とされ、なおも１死一、三塁の大ピンチ。この場面を併殺で切り抜け、逆転を許さなかったことが大きかった。
決勝打を放ったのは浜名高出身で３７歳の村松。直後の攻撃で２死二塁とし、打席に立った。「打たなければいけない場面で大きなプレッシャーがあったが、何とか流れを持ってきたかった」と外角の直球を拾い、しぶとく左翼線へ落とし貴重な打点を挙げた。
今大会は３戦で計７安打とリードオフマンとしての仕事を果たしている。優勝まであと２勝。「相手は格上だと思っているので挑戦するだけ。全員が攻める気持ちを持ち、自分たちの野球ができるよう取り組みたい」と先を見据えた。
（運動部・吉沢光隆）
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