駿河屋新本店 買い取り開始 静岡・旧静岡マルイ跡 全面開業は秋以降

 ホビー商材販売の「駿河屋」を運営するエーツー(静岡市駿河区)は22日、同市葵区の旧静岡マルイ跡に開業予定の駿河屋新本店で、中古品の買い取り業務を開始した。物品販売を伴う全面開業は10月以降を予定する。買い取りを先行させて商材の充実を図りつつ、新本店の周知を図る。

買い取り業務のみ先行スタートした駿河屋新本店=22日午前、静岡市葵区
買い取り業務のみ先行スタートした駿河屋新本店=22日午前、静岡市葵区

 駿河屋ビルと名付けた建物は地上9階建て、延べ床面積約1万6千平方メートル。1~4階をプラモデルやトレーディングカード(トレカ)、フィギュアなどを扱う店舗として使用し、5~9階には本社機能を移す。
 同区紺屋町の現本店は新本店の一部として存続させ、合計売り場面積を現本店の約6倍に広げる。年内に全ての売り場をオープンさせる。
 同日、トレカ売却に新本店を訪れた同区の男性派遣社員(20)は「予想以上に高値で売れた。売り場も広くなるので、幅広いジャンルの商品が並ぶのを楽しみに待ちたい」と話した。

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