北海道帯広の児童 漆喰文化学ぶ 松崎に4年ぶり来訪

 松崎町と姉妹都市提携を結ぶ北海道帯広市の小学生10人が7日、同町の伊豆の長八美術館を訪れた。漆喰(しっくい)ストラップ作りに挑戦し、左官の技術を学んだ。9日まで町内に滞在して松崎小の児童と交流したり、十勝平野開拓に貢献した同町出身の依田勉三の功績を学んだりする。

漆喰ストラップ作りに取り組む児童=松崎町の伊豆の長八美術館
漆喰ストラップ作りに取り組む児童=松崎町の伊豆の長八美術館

 同市との交流事業の一環で、開催は4年ぶり。ストラップの漆喰部分の制作に取り組んだ。丸めた砂漆喰に青や赤色などの色漆喰を塗り重ねた後、表面を磨いてストラップにくくり付けて完成させた。館内の見学も行い、同町出身の左官職人・入江長八の漆喰鏝絵(こてえ)を楽しんでいた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞