野球場3案程度に絞り込む方針 交通基盤部長答弁 静岡県議会

 勝又泰宏交通基盤部長は浜松市西区の遠州灘海浜公園篠原地区に整備する新野球場に関し、7月から実施する需要予測調査などを踏まえて野球場のタイプを3案程度に絞り込む方針を明らかにした。ドーム型と照明設備のない屋外球場を軸に、異なる規模の球場案を示す見通し。田口氏への答弁。
 調査に向けて6月中旬に都内のコンサルティング会社と業務委託契約を結んだ。詳細な需要を把握するため関係業者から幅広く意見を聴取し、コスト削減に向けて民間資金やノウハウを活用するPFI方式を採用できるかどうかを探る。野球関係団体へのヒアリングも実施する。
 最寄りのJR高塚駅から公園に至るまでのまちづくりについては、「市と情報共有を図りながら、公園との相乗効果によるにぎわい創出に取り組む」と述べた。
 県は2024年2月に基本計画の素案を策定し、同6月に計画を公表するスケジュールを目指している。

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