浙江省訪問団、静岡県幹部と意見交換 医療衛生で協力関係発展

 静岡県と医療衛生分野の友好協力協定を結ぶ中国・浙江省衛生健康委員会の訪問団が14日、静岡市内を訪れ、八木敏裕健康福祉部長ら県幹部と意見交換した。新型コロナウイルス禍で中断していた往来の再開を踏まえ、協力関係を一段と発展させる方針を確認した。

協定書を手にする八木敏裕部長(左)と孫黎明副主任=14日午前、静岡市内
協定書を手にする八木敏裕部長(左)と孫黎明副主任=14日午前、静岡市内

 八木部長は「行政や病院間の人的交流をはじめとした協力関係を改めてつくっていきたい」と述べた。同委員会の孫黎明副主任は「交流を積極的に推進し、得られた成果を両県省の医療健康産業分野に応用したい」と展望した。両県省の友好提携40周年に合わせて2022年に締結した友好協力協定の協定書も取り交わした。
 訪問団は長泉町の県立静岡がんセンターやファルマバレーセンターを視察した。

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