静岡大河ドラマ館 来館10万人 藤浪さん(葵区)に家康ビール贈呈

 大河ドラマ「どうする家康」の世界観を伝える静岡市葵区の「静岡 大河ドラマ館」の来館者が30日、10万人に到達した。開館約4カ月での達成で、同区の静岡浅間神社境内にある同館で記念式典が行われた。

10万人目の来館者となった藤浪葉子さん(左から2人目)と敬子さん(同3人目)=静岡市葵区
10万人目の来館者となった藤浪葉子さん(左から2人目)と敬子さん(同3人目)=静岡市葵区

 節目の来館者となったのは、いとこ同士で初めてドラマ館を訪れたという同区の藤浪葉子さん(62)と藤浪敬子さん(54)。市内で昼食を取り、ドラマ館に立ち寄ったという。大長義之副市長から記念品として家康ゆかりのクラフトビールや静岡産の新茶を受け取り、「びっくりした」と声をそろえた。展示内容について、葉子さんは「解説が分かりやすく、演者が着ていた衣装を見ることができて良かった」と話した。
 同館は6月10日から21日までの間、主演の松本潤さんが実際に着用したよろいを展示予定。10万人達成を記念し、6月の毎週月曜には新茶の試飲コーナーを設けるという。大長副市長は「ドラマの内容に合わせて展示を変えている。ぜひまた来てほしい」と呼びかけた。

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