名物ところてん1500食振る舞う 西伊豆・堂ケ島公園 28日までイベント
全国有数のテングサの産地・西伊豆町の恒例イベント「天草・ところてん祭り」(町観光協会主催)が27日、同町仁科の堂ケ島公園で始まった。同協会関係者らが、名物のところてん1500食を振る舞ったり、作り方を実演したりした。28日まで。
同協会によると、ところてんの魅力を発信するため1976年から続いている。町内産のところてんは、収穫したテングサをさらして半透明に仕上げ、つるんとした食感や弾力が特徴という。観光客は、三杯酢や黒蜜などをかけて味わった。静岡市葵区の丸山武志さん(60)は「冷たくてさっぱり、コシのある食感がおいしい」と話した。
同協会の塩沢一志会長は「西伊豆は、良質なテングサが採れる産地。食べ方や魅力の発信を続けていきたい」と語った。
28日も午前10時から、ところてんを無料提供する。なくなり次第終了する。