磐田の防潮堤整備 市基金に300万円 静岡の安倍川開発

 砂利製造販売の安倍川開発(静岡市駿河区)はこのほど、磐田市沿岸部の防潮堤整備に活用する市の津波対策事業基金に300万円を寄付した。

草地市長(左)に目録を手渡す前川社長=磐田市役所
草地市長(左)に目録を手渡す前川社長=磐田市役所

 同社は沿岸部の同市掛塚に砂利を採取する事業所を置いている。前川浩一社長は市役所で「旧竜洋町時代から50年以上にわたって事業を続けている地元企業として、住民と従業員の安全・安心を担保する防潮堤整備に協力したい」と述べ、草地博昭市長に目録を手渡した。
 同基金はこれまで、企業や個人から300件、計約31億5200万円の寄付を受けた。防潮堤は2022年度末時点で、全長約11キロのうち県施工分も含め約3・8キロの整備が完了した。

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