展望再開後 入場1万人 オークラアクト浜松 磐田・中村さんに宿泊券

 オークラアクトシティホテル浜松(浜松市中区)の45階展望回廊は、2022年12月20日の営業再開から5カ月となった20日、有料入場者数1万人を突破した。同ホテルは1万人目となった磐田市の会社員中村剛さん(54)にスイートルーム2人分の宿泊券(約10万円相当)を贈呈した。

営業再開後の有料入場者1万人目となった中村さん(左)=浜松市中区のオークラアクトシティホテル浜松45階展望回廊
営業再開後の有料入場者1万人目となった中村さん(左)=浜松市中区のオークラアクトシティホテル浜松45階展望回廊

 19日までに9997人が訪れていた。午前11時の開店前に家族4人で並んだ中村さんは「子どもが新幹線を見たいと言ったので初めて来た。1万人目は驚いた」と話した。
 展望回廊は新型コロナの影響で20年2月から2年10カ月間休業した。再開後は7月頃に1万人到達を見込んでいたが、浜松まつりや大河ドラマの効果で大型連休中の1日平均来場者が約400人と、休日の平均約150人を大きく上回った。糸正弘総支配人は「浜松観光のスタート地点として、活性化に寄与していると認識している」と述べた。
 展望回廊は1994年10月にオープン。地上185メートルの高さから徳川家康の史跡や南アルプス、遠州灘などを一望できる。入場料は中学生以上が1000円、小学生500円。

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