牧之原「相良御殿」御殿印で紹介 10日から販売 家康ゆかり鷹狩り場

 牧之原市内の史跡の保存や情報発信に取り組む市内の有志が10日から、徳川家康ゆかりの御鷹場「相良御殿」を紹介する御殿印の販売を開始する。

牧之原市内にある家康ゆかりの地を紹介する御殿印=市役所榛原庁舎
牧之原市内にある家康ゆかりの地を紹介する御殿印=市役所榛原庁舎

 古文書によると、相良御殿は戦国時代に武田氏が築いた相良古城跡地に徳川家康が造営した鷹(たか)狩りの拠点で、江戸時代には田沼意次によって同所に相良城が築かれたという。
 御殿印には徳川氏の家紋「三つ葉葵(あおい)」に羽ばたく鷹のシルエットなどが記されている。1枚300円。牧之原市の市史料館で販売する。収益金は史跡の啓発、環境整備事業に充てるという。

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