福祉施設の子が描いた力作並ぶ 19日まで、静岡・県総合社会福祉会館
静岡県内の児童福祉施設で生活する子どもの絵画を集めた「県児童文化奨励絵画展」(県児童養護施設協議会主催、県社会福祉法人経営者協議会共催)が19日まで、静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開かれている。
![色鮮やかな子どもたちの作品が並ぶ絵画展=静岡市葵区](/news/images/n124/1236105/IP230502TAN000053000_0001_CDSP.jpg)
14施設の幼児から高校3年生までが動物や人物、風景などを描いた作品64点が出展された。年代別5部門に分けて金賞5点、銀賞10点、銅賞20点などを選出した。金賞に選ばれた作品では、鮮やかな緑の背景にかわいらしい馬が首を伸ばす5歳児の「わたしの大好きなお馬さん」や、紙いっぱいに迫力あるサメを描いた小学4年生の「深海の帝王」などが目を引く。
金賞5点は全国児童文化奨励絵画展に出品される。担当者は「子どもたち自身が好きなものを目いっぱい描いた作品を見てもらいたい」と呼びかけた。