技術開発、研究へ決意 浜松の光産業創成大学院大入学式

 浜松ホトニクスなどが開設した浜松市西区の光産業創成大学院大は4日、2023年度入学式を行った。19期生の29~58歳の社会人5人が、光技術を用いた技術開発や研究に向けて決意を新たにした。

光産業創成大学院大の入学式で入学許可証を受ける山本純士さん(右)=4日午前、浜松市西区
光産業創成大学院大の入学式で入学許可証を受ける山本純士さん(右)=4日午前、浜松市西区

 伊藤博康学長は「働きながら学んで成果を出すために、教員や仲間とのチームワークを大事に、失敗を恐れず、挑戦してほしい」と激励した。電気自動車用モーターの受託試験などを手がけるテクニカルサポート(北区)の山本純士さん(36)は「モーター部品の金型に代わる製造方法として、短納期で低コストつながる超精密レーザー加工技術を身に付けたい」と抱負を述べた。
 同大学院大は新産業創出や起業家育成を目的に05年4月に開学した。標準的な修学期間は3年。

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