避難所開設 迅速に 西伊豆町社協など 町民ら運営方法学ぶ

 西伊豆町社会福祉協議会と町災害ボランティアコーディネーター連絡会はこのほど、避難所運営研修会を同町中の町中区公民館で行った。町内の子どもからお年寄りまで45人が、災害時の自主避難所開設訓練を実施し、運営方法について理解を深めた。

避難所運営の方法について学ぶ参加者=西伊豆町中
避難所運営の方法について学ぶ参加者=西伊豆町中

 震度6弱の地震発生により高さ7メートルの津波が押し寄せたことを想定した。公民館を避難所とし、4班に分かれて情報収集や避難所の受け付けを行った。参加者は「毛布の配布数が足りない」などの困り事を共有し、課題の解消に努めた。
 町社協は、2020年度から避難所運営について住民の意識向上を図る。23年度は、災害発生時の障害者や高齢者に対する支援の必要性を周知する。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞